
そんな方のための記事を書きました。
僕も今までの人生で何度もこの同調圧力に悩んできました。
現在は、新卒社会人1年目としてサラリーマンをしていますが、
どこにいっても同調圧力の文化って消えませんね。
日本特有なのかもしれませんが、よくない風潮だと思います。
今回は、同調圧力についての踏み込んだお話と、
個人的に同調圧力に屈しないために考えていることを紹介します。
もし悩んでいる方がいたら、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
目次
同調圧力とは
同調圧力とは、地域共同体や職場などある特定のピアグループにおいて意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わさせることを指す。
出典:「同調圧力」Wikipedia
要するに
「このファッションが流行だから真似しなきゃ!」
とか
「私だけ浮かないようにこうしなきゃ!」
みたいな考え方です。
今までの人生でよくあったのではないでしょうか。
例えば学生時代。学級で何か決めるときに、ほんとは少数派にも関わらず周りに合わせて手をあげたりしたことがあると思います。
また、仲良しグループでの和を乱さないように、あまり好ましいと思ってに行動をとったり。
社会人もそう。「みんなが残業しているから残業しなきゃ!」
とか、
「新人だから飲み会は出席しなきゃ!」とか。
こう言う考え方を同調圧力と言います。
こんな考え方にとらわれすぎると日々消耗します。
自分でも気づかないところでストレスが溜まりがちなので、ドキッとした方は要注意です。
同調圧力に従うのは、平凡に生きたいから
同調圧力の根底には、そのコミュニティやグループで嫌われたくない
うまく付き合っていきたいという感情があります。
特に学生なんかは、決められたコミュニティ・グループで数年生きていかなければいけないので
嫌われないに越したことはありません。
嫌われずにそのコミュニティに属していればとりあえず平凡な毎日は送れるはず。
でも、周りに合わせていいていくと正直全然楽しくないんですよね。
楽しいと感じてるのは錯覚で、そのコミュニティに属する自分を客観的に見て満足しているだけだと思います。
うわべだけの付き合いは本当に消耗します。
それなら、少数でも本当に自分に合う人間関係を気づいた方が全然マシです。
僕は今サラリーマンですが、ぶっちゃけ職場の人と会いたくなくて会社に行きたくないなと感じる日があります。
別に、あの人が嫌いだ!とかないんです。
ただ、無理に自分を繕っていい顔をしているのが嫌だって言うこと。
でも、一緒に仕事をしていく上で和を乱すわけにもいかないので仕方なく面白くもない話に作り笑いしたり、興味ない話をへーと頷いたり。
こんなことでも相当体力持っていかれます。慣れちゃったって人は結構まずいので見直しましょう。
パワハラなんてのはもう論外なので今回は割愛。すぐ転職するか人事に相談しましょう。
もし職場が仲のいい友人だらけだったら毎日仕事に行くよって言う人、多いんじゃないでしょうか。
実際に、人間関係に不満があって転職する人、起業する人って結構います。
僕も将来的には信頼できる友人と仕事できたらなとか密かに企んでいます。
あなたが人と比べてしまう理由
そもそもなんで人は他人と自分を比べてしまうのか。
日本人って基本的に他人と差別化する方法って案外少ないです。身長とか肌・目・髪の色とか似通った人が多いので。
高身長の人が目立ったり地毛黒髪じゃない人が珍しがられるのもその辺が関係してると思います。
だから、周りと自分を差別化すルために「流行」なんてものに乗っかって毎年着るものを買い換えるし髪型も変えます。
もちろんオシャレが趣味という価値観を持っているなら否定はしません。
そうでもないのに「世間的にこの方がいいから」って言う理由で無駄な消耗している人多いと思います。
この感覚をずっと持ってると、エンドレスでお金を消耗することになるので、いいことないです。
外国の方と街ですれ違っても、そこまで服装とかの外見に目が引かれることが少ないのってその感覚が日本人特有だからだと思います。
「意識的な同調圧力」も「外見的な同調圧力」もいいことなんてひとつもないんですよね。
日本人は他人と距離が近すぎる
日本人が同調圧力によって人に合わせる理由って、高すぎる人口密度にあると思っています。
基本的に日本って失敗するとその「履歴」が付きまとってしまいます。
人と人の距離が近すぎる日本では、周りの人が気になりすぎて「履歴」に目が行きがち。というかそういう世間体が顕著になるんですよね。
わかりやすい例で言えば吉本の闇営業問題とか。もちろん善悪で言えば悪ですが、あそこまでの仕打ちを与えるほどでしょうか。
あんなにテレビに出てた宮迫さんも今じゃYouTuber。過去に1回失敗した人は二度と這い上がれないみたいなことが多すぎる気がします。
こんな環境だからこそ、二度と失敗をしないためにエネルギーを使うようになっちゃうんですよね。
僕を含めた日本人が何でもかんでも気にしすぎなのはこのへんが関係していると思います。
でも、日本を出る!なんて簡単にできることじゃないです。
どうすればうまく生きていけるでしょうか
人に嫌われる勇気を持て
誰しも一度は聞いたことがあると思います。
でも、嫌われる勇気ってそう簡単には持てません。
前述したような日本社会では、他人に嫌われるのが怖くてつい周りに合わせてしまいがち。
そして、その結果ストレスを感じるという悪循環に陥ります。考えかたを変えていきましょう。
まず、他人から嫌われない人なんて存在しません。まずは、そのことを受け入れましょう。
実をいうと僕は、高校2年生くらいまでかな?他人から絶対に嫌われない立ち回り方が存在するんじゃないかと思って頑張って生きてました。
でも、絶対無理だと気付きました。
基本的に荒波立てずに周りに合わせて、空気読んで、時にはいじり役にもいじられ役になって。
結構頑張ってたつもりなんですけど、普通に陰口が耳に入ってきたり自分を嫌ってる態度に気が付いたり。
それからはもうへんにキャラを作らないで等身大で生きてました。
世の中は妬みや嫉妬に溢れてます。
- 顔が良くて嫌われる。
- スタイルが良くて嫌われる。
- 仕事ができて嫌われる。
- 運動ができて嫌われる。
- お金持ちで嫌われる。
何かにつけて嫌いになる人はいます。嫌われないなんて絶対無理なので、受け入れましょう。
そして、嫌われる勇気を持ってみましょう。
「人に嫌われるのが怖い」と感じてる人って、
本当は嫌われた経験が少なくて「嫌われ慣れしていないだけ」なのかもしれません。
てかそもそも、嫌われることってなんで嫌なのでしょうか?
人に嫌われることのデメリットってなんだ?
人に嫌われる勇気を持てと言われても簡単にはいかないと思います。
そこで、僕が生み出したのは、「嫌われることによるデメリットを把握しておく」
ということです。嫌われ方って実は色々あります。
「自分が好きな人が好きなのは自分じゃなくてお前だからムカつく」
「同期なのに俺よりお前の方が業績が良くてムカつく」
こんな感じの感情的なものって、どうしようもないので実は無視でオッケー。
こっちは悪くないのでスルーしないと消耗します。
また、「この人に嫌われたら生活しにくそう」みたいな考えもしょうもないです。
20年近く生きてきましたが、当時気にしてたそんなことも今となれば思い出すことすらできません。
びびってないでスルーしましょう。
厄介なのは、
「SNSで悪質な誹謗中傷」
「俺じゃなくてあいつがレギュラーだから怪我させる」
「仕事ができるのが鼻につくからパワハラする」
みたいなタイプ。幸い僕はこの、実害が発生するものは体験してませんが、
こういうのはしっかり記録しておくことがオススメです。
特にパワハラとかは、異動届を出す材料になったり訴訟の材料になったりと記録するに越したことはないです。
こういった感じで、嫌われことによるデメリット一体なんだ?って今一度自分の中で整理しておくといいです。
まとめ:嫌いとか嫌われてるとか気にするだけ無駄
今回は同調圧力について紹介してきました。
同調圧力の根底には、嫌われるのが嫌だという考え方があると言いましたが、
嫌われることを受け入れてみると生きるのが少しだけ楽になるかもしれません。
というか、嫌われるとか気にすること自体損ですよ。
同調圧力で悩んでいる人がいたら、参考にしてみてください。
今回は以上です。