
そんなお悩みを解決します。
本記事の構成
・田舎からも大企業に内定をもらえるのか
・田舎暮らしの学生が就活する際にやるべきこと
・逆に田舎暮らしを武器にする
この記事を書いている僕は、山形県の田舎出身で、大学卒業まで実家に住んでいました。
現在は有名企業様に内定をいただき晴れて社会人として働いています。
そんな僕が、田舎からでも大きな企業に内定をもらうためにやっておくべきことを紹介します。
本記事を読むと、「田舎」ということを気にしないで就活に臨めるようになります。
それではいきましょう。
目次
田舎からも都会の大企業に内定をもらえるのか
結論から言いますが、可能です。
実際に僕は田舎に住みながら内定をもらえました。
もちろん、ここであなたにとっての「大企業」の定義と違いがあるかもしれません。
基本的には、「就活生が名前を聞けば知っている企業」くらいの感覚で読み進めてください。
実際に僕もあなたと同じく、田舎暮らしということで劣等感を抱いていた一人なので気持ちはよくわかります。
それでも、決して不可能なことではないので次項からのポイントをしっかり頭に入れましょう。
同じ立場だった平凡な学生の僕にもできたので、あなたにももちろん達成できます。
田舎暮らしの学生が就活に向けてやっておくべきこと
本記事で最も伝えたいことになります。いろんな就活対策サイトに載っていること(自己分析やSPI対策など)はもちろんやるべきでが、
本記事では「田舎暮らし」にフォーカスしたことをピックアップします。
全部で3つあります。
1つずつ紹介していきます。
1:本当に働きたい企業を見定める
あれ、1つ目からありきたりだな。と思われた方がいるかと思います。
が、これはやっぱりとても大事です。特に田舎暮らしのあなたには。
田舎に住みながらの就活は様々なデメリットがあります。
①距離の問題で都会で行われる企業説明会、インターン、面接に気軽に参加できない
②交通費、宿泊費など出費が多すぎる
これらのデメリットといかに向き合うかが大切です。
そのためにも、企業を見定めることは本当に重要なんです。
実際僕も、就活を始めた頃「とりあえず企業説明会行こ」
という考えで高い交通費と時間をかけて大きな企業説明会参加してました。
でも、特にココ!という企業を決めているわけではないので、聞いたことのある企業のブースにとりあえず足を運ぶ。
という感じでした。その瞬間は、「あぁ就活生っぽい」という気持ちから満足していましたが、いざ自宅に帰り資料を見返す企業はほとんどありませんでした。
時間もお金も無駄にして興味のない企業の説明会に参加する必要ありますか?
もちろん、事前に参加企業を下調べして、1つでも気になる企業があるならもちろん参加するべきです。
そうでもないなら、無理に説明会は行かなくていいと思っています。
田舎暮らしのあなたには時間もお金も浪費してる暇はないです。
ここぞ!と言う時にしっかり有効活用しましょう。
インターン、面接に関してもそうです。
本当にそこは働きたい企業ですか?
「練習のために受けた」「とりあえず受けた」
などと言う人がいますが、それは自身にとっても企業様にとっても時間の無駄です。
練習で受ける企業で本気のパフォーマンスができるわけないです。
本気でやるなら、しっかりと職種、可能ならピンポイントに企業を特定しておくべきです。
なんならそこがスタート地点。ここから業界を研究したり、他の企業との比較が始まるのです。
「でも、別に働きたい業界も職種も決まってないし」
わかります。僕もそうでした。いくら自己分析をしたところで決まらなかったです。
そこで、とった対策は「四季報」をとにかく読み込む。
でした。
しかも、「年収」と「離職率」のみ考慮して。
その2点にうまく合致する企業をリストアップしてひたすら調べました。
そこで説明会やインターンに行くか行かないかの取捨選択をしていました。
結果的に、かなり合理的に企業を選ぶことができました。
これはほんの一例としてあげましたが、それくらいでいいんです。
もし働きたい職種、企業が決まっていなくても
「平均年収○○○万円以上」
「3年内離職率△%以内」
「勤務地□□」
など、強引に絞ってしまいましょう。調べていくうちにどんどん視野が広がりますから。
話が脱線しましたが、言いたいのは
田舎暮らしの学生のあなたには無駄にする時間もお金もない。しっかりと企業や職種を見定めて、本当に行くべき場所使うべきタイミングにお金と時間を充てましょう。
と言うことです。
田舎だからと心配する前にまずここからスタートしましょう。
2:交通機関に柔軟に対応できるように事前に下調べしておく。
いきなり田舎っぽさが出てきました。前項で気の張った話をしてしまったので、ここからは緩く聞いてください。
いざ、説明会に参加したい企業、インターンに参加したい企業が決まっても会場にたどり着けなくては意味がありません。
僕自身、山形にいた頃は車や自転車が主な交通手段だったので、都会での電車の乗り換えなどに苦労しました。
特に東京駅。
初めてひとりで降り立った時は異国に来たかと思いました。
田舎はせいぜい1つの駅にホームが1~3個くらいです。
こんなに人もホームも多い駅があるのかとびっくりしました。
今はネットが進化しているので、現地に着いてから会場への順路を調べても間に合うかもしれませんが、絶対にあらかじめ調べておいたほうがいいです。
変なことに気を使わず万全の状態で会場に臨めるようにしましょう。
3:なぜ田舎を出ようとしているか明確にしておく
そもそも、あなたが住んでいるところにも、働き口は存在しているはずです。
それなのにあえて都会の大きな企業で働こうとしているのはなぜか自分の中で明確にしておきましょう。
「なんとなく地元を出たいから」
とかじゃなく、就活を通して折れないようなブレない芯を決めておくべきです。
正直、上記したように合理的に就活を行なっていても、辛いものは辛いです。
たった1時間の説明会のためにわざわざ何時間もかけたり、多額の交通費を出して面接に臨むも選考落ち。
よくあります。こんな時、明確な芯を持っていれば反骨心で頑張れますが、中途半端な意思だと
「地元の楽なところでいいや」
と考えかねません。もちろん、その地元の企業で働くことが悪いと言っているわけではなないです。そうなってしまった時、今まで費やした時間とお金の全てが無駄になることを危惧しています。
ちなみに僕が山形を出た理由は、「県内に働きたい企業がない」からでした。働きたくないところで働くほど辛いものはないと思い、絶対に山形県からは出ると決めていたので、折れることもなかったです。
これくらいの強い意志がないと、己に負けてしまうので、田舎からあえて出ようとしている理由を自分の中で決めておきましょう。
逆に田舎暮らしを武器にする
田舎暮らしはデメリットばかりではありません。田舎ならではの武器を利用しましょう。
都会の大きな企業を受ける際、面接の際に100%「よくここまで来てくれましたね」などと労いの言葉をかけてくださいます。
そこで、そこまでして受けようとした理由を志望理由に織り込み簡潔に述べれるようにしましょう。
これは少なくとも都会に住んでいる人と大きく差別化できるあなたの武器です。
私は都会で受けたすべての面接でその話題から展開し、熱意を伝えていました。
また、「簡潔に」と言うのが大事です。
大抵の面接官はあなたの話を聞いていないので、長ったらしく話すわけではなくうまく織り交ぜてください。
「御社の○○のサービスに興味を持ったが、自分が住んでいる△△では○○に関わることができない。」
とかです。当たり前ですが、そこからどんどん深掘りされるので、なぜ興味を持ったかとか、本当にその会社でしかできないのかとかは、事前に調べておく必要はありますけどね。
それでも、この人にはそれほどの熱意があるんだと言う印象を与えるだけでもいいので、ぜひ活用しましょう。
まとめ
就活を控えて、不安・焦りを抱えていると思いますが、これだけは覚えていてください。
あなたは強い意志さえあれば目指す企業、業種に間違いなく入社できます。
特に
ポイント
・時間とお金を無駄にしないために、働きたい企業を定める
・田舎暮らしを武器にする
これは忘れないでください。
しっかりと作戦を立てて、就活に立ち向かいましょう。
最近発信を始めた身ですが、何か困っている困っている方は、少しでも力になれると思うのでコメントしていただくか、僕のTwitterにDMください。
できる限りのアドバイスをします。
今回は以上です。